女性の薄毛はタバコも主な原因のひとつ

女性の場合、タバコによる薄毛に要注意!

生活習慣病の原因のひとつにタバコがあります。血管を収縮させ、血流を低下させる作用があるため、頭皮の血流も悪くなって毛母細胞への栄養補給を阻害してしまいます。髪の毛の成長に大きな影響を与えてしまうのです。

 

タバコが髪の毛によくないのは男女共通ですが、男性の薄毛は遺伝的要素が強く、喫煙しない人でもハゲることはよくあります。だからといって吸ってもいいというわけではありませんが、「薄毛」という点からすると最重要とはいえません。しかし、女性の薄毛は遺伝的要素があまりないため、タバコは薄毛に大きな影響を与えます。薄毛の女性の喫煙率は、そうでない女性の喫煙率に比べて高いというデータもあるほどです。つまり、薄毛を改善したり、予防するためには禁煙が最も効果的といえるのです。

 

ここでは、タバコが髪の毛や体の健康にどんな害を及ぼすのかを見ていきましょう。

 

神経興奮作用

 

タバコに含まれているニコチンには、脳の中枢神経・自律神経の興奮作用があります。そのため、発汗が促進され皮脂がたまりやすくなります。汗や皮脂は過剰に分泌すると頭皮が不潔になって雑菌が繁殖したり、毛穴の詰まりをまねくため薄毛の原因となってしまいます。

 

血管を収縮させる作用

 

ニコチンを体内に摂りこむと血管が収縮し、血流が落ちて体温低下につながります。タバコ1本吸うと、皮膚の表面温度が約2度ほど下がると言われています。血流がにぶることで、頭皮の毛母細胞に血液がまわりにくくなり、髪の毛の生成・成長に必要な栄養素や酸素が不足しがちとなります。当然そのままでは薄毛になってしまいます。

 

栄養不足をまねく

 

タバコを吸うと、体内の栄養素の破壊や消費が起こります。下記にまとめたのでご参照ください。

 

ビタミンB12 タバコの煙に含まれるシアン化水素はビタミンB12と結びついて破壊する。貧血や息切れなどの症状が起こる。
ビタミンC、E タバコの有害物質を取り除くためにビタミンCやEが消費されます。動脈硬化や頭痛、冷え性などの症状が起こる。とくにビタミンEは頭皮に酸素と栄養素を補給するのに使用されるため薄毛につながる。
ビオチン ニコチン代謝のために消費され欠乏しやすくなる。脱毛や白髪につながるほか、肌荒れやくすみなどをまねき「スモーカーズフェイス」の原因となる。

 

一酸化炭素中毒

 

タバコを吸うと一酸化炭素が体内に吸収されます。一酸化炭素は血液の中のヘモグロビンとむすぶついて、酸素の吸収を阻害してしまい、体が酸素不足(一酸化炭素中毒)になります。

 

酸欠は動脈硬化につながるほか、頭皮の毛母細胞が酸素不足におちいるため毛髪の成長が阻害されます。

 

その他の健康被害

 

もちろんタバコは髪の毛の成長を阻害する以外にもさまざまな健康被害があります。肺がんや喉頭がん、さらには食道がん、心臓病、脳梗塞などに影響を与えるとされています。

 

さらに女性の場合は子宮がんのリスクを高める可能性があると言われています。また妊娠前・妊娠中の喫煙は胎児への影響があり、赤ちゃんもニコチン中毒になる可能性が高いと報告されています。


関連ページ

髪にいい食べ物・栄養素
髪は細胞の一部なので、生成には栄養素が必要となります。髪にいい食べ物を積極的に摂ることで薄毛を改善することにもつながります。逆に動物性タンパク質は摂りすぎると薄毛につながることがあります。
女性の髪と睡眠不足の関係とは?
一見関係なさそうな「髪」と「睡眠」ですが、実は大きな関係があります。薄毛を改善・予防するためには、睡眠の質を向上させる必要があるのです。
運動不足も女性の髪の大敵!
健康維持のために運動も必要とされていますが、それは髪も同じです。運動不足になると、毛母細胞の動きが悪くなって薄毛につながってしまうのです。
女性の抜け毛はストレスの影響大!解消方法を持っておこう
ストレスも髪にとって大敵となります。ストレスが強すぎると脱毛症につながる可能性があるとされていますが、そこまで重症ではなくても抜け毛につながる可能性は高いです。解消方法を見つけておきましょう。