髪の正しい洗い方

髪を洗うときは頭皮のケアを中心に考える

シャンプーにはどんな意味があるのでしょうか。「髪を洗う」というくらいですから、多くの人が髪についた汚れを取ることを考えます。確かに頭から汗をかいたり、空中と飛んでいるチリやホコリがついたりして、毎日髪は汚れていきます。それをシャンプーで洗い落とすというのは間違いではありません。

 

しかし、薄毛や抜け毛の点から考えると、髪そのものを洗うことにはそれほど意味はありません。外から見える髪は死んだ細胞からできており、いくらきれいにしたところで脱毛の改善にはつながらないのです。コンディショナーやトリートメントでコーティングする程度なら可能なので、高価なトリートメントでヘアケアすれば多少のツヤが出るかもしれませんが、髪自体が元気になり、抜けにくくなるということはありえません。いくら死んでしまった細胞の汚れを落としても、薄毛・抜け毛の解決には近づかないのです。

 

では、どうすればいいのか? それは、髪の毛が生えてくる土壌の部分、つまり頭皮をケアすることを考えればいいのです。

 

頭皮のケアを中心に考える

 

汚れで頭皮の毛穴が詰まってしまうと、薄毛や抜け毛の原因となります。なのでシャンプーで毛穴の汚れを洗い落とし、頭皮環境を整えることが重要となります。中には、髪だけでなく、しっかり頭皮のケアも意識してシャンプーするだけで抜け毛が減る女性もいます。

 

とはいえ、頭皮環境のケアが抜け毛予防につながることは今や常識なので、知っている人も多いでしょう。頭皮を不潔にして炎症をおこしてかゆくなったり、フケが出てきたりしたら、抜け毛につながることは体験的によくわかっているはずです。

 

男性の場合はケアをおろそかにしてハゲてしまう人も多いですが、女性の場合は髪の毛のケアには敏感ですからほとんどの人が注意を払っています。しかし、実はその知識が問題になることが多いのです。

 

洗いすぎがトラブルの原因になることも

 

例えばフケが出てきてしまったとき、多くの女性は「シャンプーが足りなかった」と考えてしまいがちです。頭皮が不潔だからフケが出た、だからもっとしっかり洗わないと! と考えてしまうわけです。そのため必要以上に洗ってしまい、場合によっては1日にシリコンシャンプーなどで洗う回数を増やしてしまったりします。

 

しかしシャンプーは基本的に化学物質です。汚れを落とす力は強いですが、その分必要な組織をそぎおとしてしまうこともあります。そのためシャンプーをしすぎると頭皮の乾燥などにつながり、さらにフケが出てきたりします。そうなるとさらにきつく洗うようになってしまい、さらにフケが出て…という悪循環にハマってしまいます。

 

また、頭皮を洗いすぎると皮脂が増えて、頭から加齢臭のような臭いが発生することがあります。

 

>>頭皮が臭い原因とは?女性の頭の臭いのたった1つの解決法

 

頭皮ケア・ヘアケアの知識は確かに重要ですが、知識が不十分だと洗いすぎなどの問題に突入してしまうこともあるので、かゆみやフケのトラブルが現れたときは慌てず、洗いすぎに注意しつつ別の方法を模索することを考えるべきです。