女性のフケの原因

必要以上にシャンプーするとフケが余計に増えることも

フケの原因の1位は「頭皮の不潔」にあります。フケが出るようになると、同時に炎症やかゆみが起こり、毛穴が詰まって最後には脱毛に至ることが多いです。

 

しかし、これは男性に多い現象で、女性にはあまり当てはまりません。女性にとって不潔は大敵なので、きちんと髪を洗っている人がほとんどです。

 

ではなぜフケが起こるのでしょうか? それは、シャンプーの仕方に秘密があるのです。

 

最も多いのが、シャンプーのしすぎです。シャンプーは頭皮の汚れを落としますが、同時に脂も取り除いてしまうため、短期間にシャンプーを繰り返すと頭皮が重度の乾燥状態となります。そのまま続けるとドライ頭皮となり、頭皮の角質細胞が粉々にはがれてフケとなります。ドライ頭皮はかゆみにつながるので、フケとかゆみが同時に起こることもあります。

 

またシャンプー自体に問題がある場合もあります。頭皮の皮脂が多くないのに、高級アルコールを使用した汚れを落とす力の強いシャンプーを使用すると、必要な頭皮の皮脂をも根こそぎ落としてしまうことになります。そうしてフケの量が増えると、「フケが増えた!」と思って慌ててしまい、さらにシャンプーの量や回数を増やしてしまいます。そうなると悪循環に陥ってさらにフケが増大してしまいます。

 

皮脂が十分な量に戻るには24時間かかると言われています。つまり、朝晩2回のシャンプーは皮脂にとっては多すぎなのです。最低でも1日1回、フケがおさまらないようなら2日に1回程度に抑えてみることが重要です。

 

フケを毛嫌いしてはいけない

 

「フケはトラブルのもとだから、発生しないようにしないと」と考えている方もいるかもしれません。しかし、必ずしもフケは悪いものではありません。

 

皮膚は基底層と呼ばれる部分から発生します。基底層の細胞分裂によって、角質層へと押し上げられて皮膚となるのです。新しい細胞にどんどん押されていって、古くなった角質層は「アカ」としてはがれおちていきます。これが頭皮の場合「フケ」と呼ばれるのです。

 

基底層で細胞分裂が起こり、それが剥がれ落ちるまで、つまり皮膚の細胞が入れかわるまでの期間を「ターンオーバー」とよび、このサイクルは40日間くらいとされています。今発生したアカやフケは40日くらい前に基底層から押し上げられた皮膚細胞であり、新陳代謝の証でもあるのです。

 

なので、頭皮の状態がいくら健康であっても、フケは必ず発生します。ただ、ターンオーバーがきちんと行われている場合は、フケは目に見えないほど細かいものとなるため、ほとんど目立ちません。

 

しかし、ターンオーバーが異常となってしまうとフケが巨大化し、肉眼で見えるようになります。

 

要するに、

 

・フケは常に発生しているが、普段は目に見えない
・フケが見えるときは、頭皮にトラブルが起こっている

 

ということなのです。

 

まとめ

 

毎日きちんと髪を洗っているのに、フケがおさまらないという場合は、シャンプーのし過ぎが原因と考えられます。なので、シャンプーの量をや回数を減らすようにしましょう。また、頭皮への刺激が少ないアミノ酸シャンプーに変えるのも有効です。頭皮が脂っぽいならともかく、普通の状態ならアミノ酸系のシャンプーでも十分に汚れを落とすことができます。

 

もしシャンプーが多すぎてドライ頭皮状態になっている場合は、化粧水や乳液を付けて保湿するとよいでしょう。もともと頭皮は皮膚の一部なので、化粧水などを付けても基本的には問題ありません。状態が良くなったらつけるのをやめればいいだけです。